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第一回「光塾」
第一回目の「光塾」を2009年8月15・16日に開催しました.案内の詳細を残しました.
[ポスター (JPEG圧縮版・710kbyte)]



第一回「光塾」において撮影した全体記念写真です.


[趣旨]
イメージング技術を用いた生命現象の解明に興味をもつ若手研究者が, 相互に研究内容や実験技術を理解しあい,感銘を得られる人的交流の機会を形成する.

[開催日時]
2009年8月15日(土)・8月16日(日)

[プログラム]

8月15日(土)
11:30     受付開始(~14:00)
12:00-13:30 技術講習会
13:50-14:00 Opening remark
14:00-18:00 講演・第一部
18:00-22:00 ポスター発表・懇親会
22:00     ホテル大久保へ送迎

8月16日(日)
 9:00-12:05 講演・第二部
12:05-14:00 昼食・ポスター前フリートーク
14:00-15:00 基調講演(平岡泰先生)
15:00-15:45 Rising Starsの部 (一般参加者による口頭発表)
15:55-16:45 講演・第三部
16:45-16:50 Closing remark
17:00     解散・西明石駅へ送迎


[開催場所]
独立行政法人 情報通信研究機構 神戸研究所 未来ICT研究センター
(神戸市西区岩岡町岩岡588-2)

JR神戸線大久保駅より神姫バス「上新地停留所」下車・徒歩約10分.JR西明石駅よりタクシーで約15分.

詳細なアクセス方法は研究所公式ホームページをご覧ください.
JR大久保駅前発の路線バス時刻は神姫バスのページをご覧ください
(参考:JR大久保駅前発・上新地経由上岩岡・西神中央行時刻表[神姫バスのウェブサイト]).


[内容]
・技術講習会
・招待者による講演
参加者全員によるポスター発表
・事務局により選定した一般参加者3名による口頭発表(Rising starsの部)
・イメージングで多大な成果を上げている平岡泰先生(阪大教授)による基調講演
など.


[共催]
大阪大学大学院生命機能研究科グローバルCOEプログラム“高次生命機能システムのダイナミクス”
文部科学省新学術領域研究「遺伝情報収納・発現・継承の時空間場(遺伝情報場)」
(独)情報通信研究機構

 
[参加登録方法と期間]

参加登録は締め切りました.

抄録集に記載するメールアドレスについてご返信いただいていない方は至急,事務局までご連絡ください.


[基調講演]

平岡 泰 (大阪大学大学院生命機能研究科・教授)


[講演者と講演内容(敬称略)]

五十嵐 康伸 (奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 生命システム学講座)
「ロボット工学を応用した細胞トラッキング蛍光顕微鏡」

稲田 のりこ (奈良先端科学技術大学院大学 植物教育研究ユニット)
「蛍光寿命イメージング顕微鏡(FLIM)と植物モデルへの応用」

今村 博臣 (大阪大学産業科学研究所 野地研究室)
「蛍光プローブを利用した細胞内ATPイメージング」

近江谷 克裕 (独立行政法人 産業技術総合研究所 セルダイナミクス研究グループ)
「生物発光イメージング」

河合(野間)繁子 (東京大学大学院新領域創成科学研究科 メディカルゲノム専攻)
「1細胞イメージングから分かってきた酵母プリオン伝播のメカニズム」

木村 暁 (国立遺伝学研究所 細胞建築研究室)
「細胞内中心体配置の数理モデル構築と検証」

神 隆 (大阪大学免疫フロンティア研究センター バイオマテリアル)
「In vivoイメージング用近赤外量子ドットの合成法および生体分子修飾法」

寿野 良二 (京都大学ウイルス研究所・東京工業大学資源化学研究所)
「AAA+プロテアーゼによるタンパク質分解機構の解析」

多田隈 尚史 (東京大学大学院新領域創成科学研究科 メディカルゲノム専攻)
「キネシン歩行のリアルタイム1分子蛍光イメージング」

畠山 裕康 (東北大学大学院医工学研究科)
「2光子励起画像法による膵β細胞で起こる開口放出の定量的可視化」

藤井 哉 (東京大学大学院医学系研究科 神経生化学教室)
「シナプス内での細胞内シグナルネットワークの理解に向けて」

藤田 克昌 (大阪大学大学院工学研究科 応用物理学専攻)
「超解像顕微鏡」

松田 知己 (北海道大学電子科学研究所 ナノシステム生理学分野)
「光変換蛍光タンパク質による生きた細胞内の動態測定」

松山 智至 (大阪大学大学院工学研究科 精密科学・応用物理学専攻)
「X線顕微鏡を用いた生体試料観察の展望」

三國 新太郎 (北海道大学大学院医学研究科 連携研究センター先端研究開発部門)
「FCSとFLIMを組み合わせたホモ二量体検出法の確立」

三輪 佳宏 (筑波大学大学院人間総合科学研究科 生命システム医学専攻)
「蛍光寿命フローサイトメトリー:蛍光タンパク質の特徴」

山縣 一夫 (理化学研究所 発生・再生研究センター)
「細胞にやさしいマウス卵イメージング ~イメージング後の細胞をさらに活用しよう~」

横川 雅俊 (京都大学大学院生命科学研究科)
「ナノの世界を見る:AFMを用いて」


[Rising Starsの部(一般口頭発表)の発表者と演題名]

犬束 歩 (京都大学大学院理学研究科 生物物理学教室・藤吉研究室)
「偏光を用いた神経突起の細胞骨格ダイナミクスの解析」

北川 宗典 (北海道大学大学院生命科学院 生命システム科学コース・藤田研究室)
「細胞分化・細胞周期に応じたダイナミックな原形質連絡制御の発見を目指して」

橋本 健志 (兵庫県立大学大学院生命理学研究科・細胞機能学分野)
「脂肪滴表面タンパク質による脂肪分解制御機構の解明にむけて」


[技術講習会内容(予定)]

・技術講習1 「画像解析プラティカ -ImageJ tipsからフリーウェアを用いた数値解析処理まで-」
  [講師:北村 朗(北大・先端生命)] [概要]

・技術講習2 「統計処理ソフトウェアOrigin試用版によるカーブフィッティング解析およびグラフ描画」
  [講師:平野 泰弘(阪大・生命機能)] [概要]

・技術講習3 「単粒子自動追跡ソフトウェアG-trackおよび高速輝点自動計測ソフトウェアG-countの紹介と実践使用法」
  [講師:樺山 一哉(東海大・糖鎖研)・渡邉 朋信(阪大生命機能,ジーオングストローム)] [概要]

本会では実習用のパソコンは用意しないが, ノートパソコンを持参できる参加者は,演習形式で参加することが望ましい.


[参加資格]
・イメージング技術に興味・期待を持っている人
・現在使っているイメージング技術に満足できず、新たな技術を必要としている人
・顕微鏡やイメージング技術が好きな人
・積極的に議論に参加できる人
・生体分子、生理現象に興味を持っている人
・人的交流を望んでいる人
・自分の持っている技術を惜しげもなく他人に教えることのできる人
・「世士無双(世界に二つとない研究)」を目指している人
・自分は若い!と思っている人


[参加費]
5000円
一日目夜の懇親会費および二日目昼食代を含みます.
参加当日受付時に参加費を徴収します.

[留意事項]
2日間全日程の参加を基本原則とします.技術講習会への参加は希望者のみとします.

ポスター発表について:本研究会は,イメージングビギナーの方あるいは学生(学部生含)の参加も大歓迎ですが, 自分が現在研究している(あるいは今後行おうとしている)内容を参加者全員にアピールできるようなポスターのご用意をお願いします. 光イメージングに期待をすること,あるいは具体的に行ってみたい実験計画などをプレゼンテーションしていただいても 構いません.

宿泊について:参加登録時に15日夜の宿泊希望者は事務局で宿泊の予約を行います.費用は各自でお支払いください.また,ホテルの予約手配を希望しない方は,各自で宿泊手配を行っていただくことになりますが,会場に歩いていける距離に主な宿泊施設は存在しません.また,宿泊施設の存在するJR西明石駅前から,会場まで直行する路線バスはありません.交通手段はタクシーとなりますので,交通事情について,じゅうぶんにご留意ください.

開催場所へはJR大久保駅より「路線バス+徒歩」もしくは,車でのアクセスが基本となります.初日は公共交通機関等をご利用の上,開始時間までに開催地(情報通信研究機構)へご集合ください.
(JR大久保駅前3番のりば神姫バス・10時40分発西神中央行,13時05分発上岩岡行があります.技術講習会に参加の方は10時40分発のバス,技術講習会に参加されない方は13時05分のバスを利用するようにしてください.バスの本数は少ないため,神姫バスのページであらかじめご確認ください)

第一日目終了後は「研究所(会場)→ホテル大久保(JR大久保駅前徒歩約5分)」,および第二日目朝は「ホテル大久保→研究所」,夕方「研究所→JR西明石駅前」の送迎マイクロバスを用意する予定です.途中参加・退出の場合,会場と最寄駅間の交通機関は参加者でご手配ください.


[総括塾員]
樺山 一哉 (東海大学糖鎖科学研究所)
北村 朗 (北海道大学大学院先端生命科学研究院・日本学術振興会)
平野 泰弘 (大阪大学大学院生命機能研究科)
藤井 哉 (東京大学大学院医学研究科)

[遂行協力塾員]
小林 昇平 (情報通信研究機構)

[問い合わせ先]
hikari.jyuku.office*gmail.com
*をアットマークに変更して送信ください.返信は総括メンバーの個人アドレスから送信されることもあります.




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光塾 (Hikari Jyuku)
http://hikarijyuku.mad.buttobi.net/